「リバーズ・エンド2 slash the heart」の「七海の歌」で、
「傷ついた鳥よ、空に向かって飛べ〜」というフレーズの歌がちょこっと出ています。
この歌はずっと謎だったんですが、Night.Cさんによれば
Beatlesの「Blackbird」という曲がモデルだそうです。
で、早速レンタルしてきました。
今回レンタルしたアルバムは「The BEATLES」、通称「White Album」とのことです。
二枚組なのですが、この一曲のためにレンタルしました(笑)
「Blackbird」はPaul McCartneyの作品で、インドで作られた曲だそうです。
聞いた感じではちょっとした打楽器とアコースティックギター二本とボーカル、という構成ですが、
実際は足踏み……完全に一人でやったそうです(滝汗)
サビでボーカルが重ねられてます。
曲としては非常にシンプルな弾き語りで、
ところどころにBlackbird=ツグミの鳴き声が入っています。
聞けばわかるのですが、スライドテクニックが多用されている感じです。
とてつもなくシンプルなメロディラインです。
小説上に出てきた部分のモデルと思われる部分は
サビの原詩で「Blackbird fly Blackbird fly
Into the light of the dark black night.」
というところですが、「傷ついた鳥」ではなくてあくまでも「ツグミ」なんですね。
ただ、二行目で「Take these broken wings」とあるので、こことつなげたのでしょう。
原詩を訳すると、こんな感じになります(※Mayの直訳です)
「ツグミよ、飛べ。漆黒の夜の光へ向かって」
英文としては長いように思えるのですが、日本語にすればとことん短縮できますから
こんなに短くなります(笑)
ちなみに、ここでは「light of the dark black night」を「漆黒の夜の光」と訳しています。
本当に直訳ですね(笑)
要するに、ここでの「漆黒の夜の光」は「月」を表していると思ってかまわないでしょう。
ひょっとしたら火星かもしれませんけどね。
とりあえず、ただの街灯じゃないでしょう(笑)
そして、原詩の内容も深く考えてみましょう。
……全体の内容を簡単に書くと「傷ついた渡り鳥(ツグミ)は、飛び立とうと努力している。
そして、飛び立つ時が来た……」というようなものなのです。
この「blackbird」という単語の「black」という部分、そして内容から
黒人差別反対の内容を描いているとも言われています。
実際、この歌詞の内容を詩に置き換えてみました。
Mayの個人ホームページでもやっていることなんですが。
そうすると、さらに明らかになります。
鳥には、そもそも国境という概念も束縛という概念もありません。
だから七海が空を見上げて歌った歌は「Blackbird」なんです。
スクールという束縛の塊のような環境の中で、それを飛び出したい……
その環境にいるのならば誰もが思うことなのではないでしょうか。